土壁・どろ壁の家
究極の自然素材があります。
土壁(どろ壁)は工業製品と違って、とても繊細で自然なものです。故に壊れやすいものですが、土壁は100年たってもリサイクルする事ができ、水で練り直せばまた何百年でも使用することが出来る大きな価値のある建築材料なのです。
和風建築の伝統的な壁でもある土壁は、土を使用してつくられる左官仕上げの壁の総称のことです。
また、湿気の吸収・排出に優れ、夏涼しく冬暖かいなど、室内の湿度、温度が安定するので、高温多湿の日本の気候風土に適した壁ともいわれています。
100年後に自分の子孫が自分の建てた家に住むことが出来る幸せな生活を想像してください…
本当の資産とは、お金がそれほどなくても、いつまでも長く健康に、そして幸せに暮らせる家だと私たちは考えています。
環境にも優しい、土壁の家。土壁を使った家の良さを肌で感じてください。
土壁の家・竹小舞
通し貫に竹小舞を編んで泥を塗りこむ土壁の家。竹小舞とは泥壁を塗る際の下地のことです。
外部に面する壁全てに通し貫を絡めて竹を縦横に縄で編んでいきます。そこに泥を塗りこむことで、乾燥すると強靭な壁が出来上がります。
竹小舞を編むには熟練の職人技が必要です。
土壁の家のメンテナンス
何百年経ってなお、メンテナンスすればきれいな壁に生まれ変われる。そんなところも土壁の家ならではですね。
写真は、200年以上前に作られた土壁のメンテナンスをしているところです。これからも何百年もつようにしっかりと補強してから仕上げます。
土壁の長所・短所
長所
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短所
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